リフォーム費用の一般的な相場その1.家電量販店

リフォーム費用の一般的な相場その1.家電量販店

家内の実家が、築30年以上も経過して、かなり色々な所が老朽化していました。
特に水回りの所がひどく、リフォームを考えてたのです。
とは言うものの、今は義母1人で住んでいるので、自分だけだと必要がないと言っていました。

しかし、いずれ私達夫婦が移り住むことや、年末年始・ゴールデンウイーク・お盆休みの時は、妻の弟妹夫婦と孫達も集まってくるので、思い切ってリフォームすることにしたのです。

まず、初めの工事は、浴室です。
リフォーム会社はどこがいいか、色々と探していましたが、近所の家電量販店で増改築キャンペーンをやっており、ちょうど浴室の製品も特別価格で扱っていました。

工事費用も含めて、ちょうど30万円程度。
一般的な建築会社からの見積りと比較すると、50万円前後の相場でしたので、とても破格なのです。
思い切って、オーダーしてしまいました。

リフォーム費用が相場より安いからといって、決して手抜きのある工事でもありません。
ユニットバス形式だったので、とても早い施工でしたが、保温性の高い浴槽でとても使い勝手の良い浴室になりました。

あれから数年経ち、今度はキッチンの工事です。
こちらはオール電化にしようと義母からの発案でした。

料理好きの義母本人たっての希望だったらしく、これも家電量販店のキャンペーンパックで改修しました。
金額は、およそ40万円程度の費用と、これも後から他社の相場と比較すると、10万円程安い買い物でした。

2度の工事を経験した実家だったのですが、浴室とキッチンの改修だけでも、全く見違える程の家に生まれ変わったのです。
義母や家内がとても、快適に使っている所を見ると、私達の選択は正しかったと思います。

参考:リフォーム費用の道標|家の全面・部分リフォーム費用の目安・相場は?

リフォーム費用の一般的な相場その2.水回り

リフォーム費用の一般的な相場その2.水回り

リフォームと言いますと、実際に経験したことのない人の多くが安く済むぐらいのイメージを持っていたりするものです。
しかし、実際にはそれぞれの設備に関しては、新築住宅に入れるのと大差なかったりするのですよ。

まあそもそも、住宅設備自体の費用は増改築をする家に入れるにしても、新築住宅に入れにしても変わらないというものです。
だって、設備自体は変わらないものですから。

ですから、たとえばシステムキッチンのリフォームをするにしても、設備自体の費用は確実に必要なわけなんです。
当たり前ですよね。
リフォーム工事だからとリフォーム費用の一般的な相場その設備自体の費用が値下がりするわけではないのですから。

とは言っても、業者間のお付き合いに応じて、住宅設備は正規価格よりも何割か値下がりはするものです。
もちろんすべての住宅設備メーカーの製品がお付き合いで割り引かれるわけではないのですが、それでも「たいていの設備メーカーの設備が割り引かれる」と言っても良いほどでしょう。

相場としては、正規販売価格の2~3割程度は業者間のやりとりで割り引かれる傾向があります。
また、システムキッチンだけではなく、トイレやバスルームといったように、その他の水回り設備も同じメーカーの設備を入れることでさらに割り引かれることもありますね。

まあそうは言いましても、システムキッチンは住宅設備の中でもとくに高い設備ですから、リフォームとはいえキッチンだけでも費用は100万円以上を見ておいた方がいいでしょう。

設備自体の費用に工賃も加わりますから。
少なく見積もってお金が足りないということになるよりも、余裕を持って見積もっておくに越したことはないでしょうから。

リフォーム費用の一般的な相場その3.システムキッチン

リフォーム費用の一般的な相場その3.システムキッチン

リフォームを行った経験から言いますと、「システムキッチン交換が一番高いのかも知れない」と思ってしまうのですよね。
一度わが家も大規模な増改築を行っています。
その経験から、システムキッチンの交換に対しては、そのようなイメージが強いものですから。

しかも外壁塗装などとは違って、設備の交換が入っているシステムキッチンのリフォームに関しては、どうにもこうにも<u>値段を下げることができない</u>のですよね。
もちろん業者割引は入っていますよ。
それでもやっぱり「システムキッチンのリフォームは高い!」と、思わず叫びたくなってしまいますよ。

だって設備だけでも100万円を超えていきますからね。
もちろん選ぶメーカーやグレードによりますけれど。
それでも、安めのシステムキッチンでも100万円近いものなんですから。
業者割引が入っての設備費用がこれですから。

新築マイホームに入るようなそれなりのデザインで機能をすべてそろえているようなシステムキッチンを希望したら、150万円を超えていくことだって珍しいことではありませんからね。
しかもオプションだって10万円からが普通だというものですから。

IHコンロ、食器洗い乾燥機、大きめの換気扇、化粧パネルやなんやかんやと、自分好みにカスタマイズしていけばポーンとお金は高くなります。
そしてなおかつ設備が大掛かりですから工賃も高めです。
しかも、<u>リフォームなものですから床だって直す必要</u>が出てきます。

いや、気にしないならいいのですが、しかし台所の床はもっとも傷みやすいところでもありますからね。
設備を新しくしたのでしたら、そりゃあフローリングだって直したいというものでしょう。

ですからまあ大きな声では言えませんが、わが家のシステムキッチンリフォームにしても設備の最低限の費用は100万円でした。
けれど、他にオプションや工賃を含めていくとざっと180万円はかかってしまいましたよ。
とは言っても、何もかもが新しくなって一気に機能的になり、大きな快適さを感じています。

リフォーム費用の一般的な相場その4.一戸建て

リフォーム費用の一般的な相場その4.一戸建て

自宅を改修したいと本気で考えたのは、両親のことがきっかけです。
やはり年齢を重ねてくると住み慣れた家だって住みにくくなってくるんですよね。
部屋と部屋に段差があったり玄関が高くなっていたり階段なんて、本当に辛そうにあがったり…。

かといって、今の家を壊して建て直すなんて、費用もすごくかかるし何より思い出がなくなってしまいそうで、どうしても踏み切ることができませんでした。
そこで浮かんだのは、リフォームということなんです。
立て直しよりも、費用が安くすみますからね。

今の家のいい所はそのままにして、使いにくい所や、高齢の両親の不安な所だけをリフォームするなら、これからも長くこの家に住めるよね、という考えで決まりました。
当然、高齢の両親が住みやすいというのが第一条件ですからお風呂場、トイレ、階段など手すりを付けてもらいたいね、と話しました。

そしてドアについても開けやすい引き戸に変更していただき、部屋もデッドスペースが減る形にしてもらいたいと思っています。
玄関についてもバリアフリーにしてもらって車椅子になっても外出のしやすいようにしてもらいたいと考えています。

確かに費用はかかりますが、建て直すよりは相場も安く、自分達の希望をいれることができるので、リフォームの方が自分達にはぴったりでした。
長いことお世話になる家ですから精一杯のことをしたいと思います。

リフォーム費用の一般的な相場その5.お風呂

リフォーム費用の一般的な相場その5.お風呂

私の母親は一人ぐらしをしています。
そのため、一人で暮らすためには安全な家創りが必要と思っています。

その一つに気になることがあったのです。
その気になることというのは、母親の家のお風呂についてです。
昔の風呂場となっているので、段差があることで、心配となっていました。

そのため、費用は掛かりますが、お風呂リフォームを行うことにしたのです。
以前もそこで転倒をしかかった事も有り、工事をすることを母親としての望んでいたのです。
そのため、思い切ってその浴室を全て交換してもらうことにしました。

ユニットバスをそこに入れてもらうことにしたのです。
お風呂リフォーム費用の相場については、100万円が目安ということでした。
少し高いのかなと思いましたが、それが出来上がった時に、そのことにとても満足をしています。

まず、とても入りやすくなったということです。
段差がないので、入りやすくとても利用しやすいのです。
また、いろいろな所にとってがついているので、そのことも助かっています。

そしてそのお風呂は暖かいということも、とても良いのです。
ヒートショックという言葉がありますので、寒い風呂場は危険です。
そのことを思うと、それだけの費用で全てリフォームできたことは、本当に良かったと思っています。